都会の狭いマンション生活から脱出して田舎に一軒家を構え家庭菜園や釣りを楽しみたいと言っていた夫は定年退職後にその夢を見事実現させた。

 

確かに一軒家は気持ち良いし、憧れの庭ではガーデニングもできる。が、しかし、買い物は実に不便この上ない。食品くらいならばそれなりの小型スーパーならば徒歩片道20分内になんとかある。けれども、片道20分ではそうそう量は買えない。さらに、大型の薬局、DIYの店、下着までもしっかりある大型スーパー、そしてユニクロなどの店舗は田舎では車を使わないといけないような場所に通常ある。そういう場所でないと駐車場が確保できないからだ。

 

都会の生活では電車やバス、時にはタクシーを使って自由気儘に買い物をしてストレス発散してきたのに、この田舎暮らしによって、免許なしの自分の行動範囲がかなり制限されることを思い知った。「私は助手席でいいわぁ」なんて言ってられなくなったのだ。免許を取ろうと思えば取る機会は何度かあった。学生時代、OL時代、その後の留学先と友人から薦められる度に、「私は助手席でいいの」と言い続けてきた。あぁ、人の薦めることは素直に従っておくべきだった。

 

田舎暮しには車が必須!

公共交通機関があまり発達していない、結構田舎に住んでいます。
移動に車は必須。一人一台が当たり前です。アパートでも駐車場は2台借りられる(一台分は家賃に含まれ、2台目は有料)のが普通です。

 

当然、維持費がかなりかかります。冬は、路面の凍結も積雪もある土地なので、スタッドレスタイヤが必ず必要になります。年に2回タイヤ交換をし、タイヤの保管もしなければなりません。車検も自動車保険も、もちろん車の台数分必要ですし、税金も馬鹿になりません。

 

それでも、周りを見る限り、皆なかなかいい車に乗っていますし、車にお金をかけているなあ、と思います。勝手な推測ですけど、もともと地元の人が多いので、親と同居の人も多く、また親の持っている土地に家を建てる人もいたり、住居費に案外お金がかかっていないからかなあ、と思います。

 

車って、買った後も本当にお金がかかるものですが、住んでいる場所によってはどうしても必要なものなのです。本当は個人がここまで車に頼らなくてもいいように、公共交通機関が発達して夜道が明るければ、CO2の問題などを考えても、よいのになぁ、と思うのですが…。